小ネタです。マイクチェックと言うよりは回線チェックの事なんですが、メトロノームを持ち歩いてると楽な時もあるよ、というお話しです。

現場でひとまずマイクを何本も立てて、全部活きてるかどうか確認したい時。だいたい、口で舌打ちするか、ダイナミックマイクならグリルボールを爪でカリカリやって、要は『そこそこハッキリしているけど、大きくはない音』で済ませます。

そんな時、スマホアプリでも良いのでメトロノームを持っておくと、決まりきった大きさの音を延々と出し続けてくれるので、鳴らしっぱなしにしてマイクからマイクへと渡り歩きながらスマホをマイクにゆっくりと近づけてチェックして回ります。

もちろん電子メトロノームでもいいし、リズムボックスアプリ・ドラムマシンアプリに単純なリズムを突っ込んでおいてやってもいいです。決まりきった音の大きさで、延々となり続けてくれるというのがポイントです。

ポケットラジオでもいいんですが、あれは一定の大きさの音で鳴り続けてくれるわけではないし、現代のようにステージにもデジタル機器がわんさかとなると、あまり向きません。